FPSのプレーを細分化すると「キャラコン」「視点移動」「エイム」「立ち回り」に分けられると思う。
「立ち回り」はマップを覚えたり、強ポジを覚えたり。
バトルロワイアルなのか5対5なのか、ゲームの種類、習熟度で変化するので、まずは基本のキャラコンに絞って練習していた。
最近、キャラコンについては人並みに動ける様になったので、「視点移動」に凝って考察したので記録する。
FPSの視点移動には諸説解説があって
「レティクルを見るな!」という意見や
「レティクルを見ろ!」という真逆な説がありまして、自分なりにどちらが適切なのか考えました。
レティクルを消せ派の意見をまとめる。
・上級者はレティクルを見ない。
・本当の上級者は、レティクルが画面に溶ける。
・レティクルを消せ。
自分はレティクルの場所を、敵の出てきそうな場所においておけ。という教えの元にレティクルを見る派だったので、何とも受け入れ難い意見だった。
レティクルを見ろ派の意見をまとめる。
・画面の端を見てる様な奴はクソ。
・画面の中心だけを見ろ。
・画面の端で敵をとらえても、敵にレティクルを合わせている間に殺される。
・レティクルと自分の視点を同一化しろ。
視点移動の考察をこじらせた自分は、まず「レティクルをしっかり見た先に、レティクルって消えるんじゃね?」と考えて凝視プレーを開始した。
確かに、見えている所に敵が現れたら、ヘッドも狙いやすく敵も倒しやすい。しかし、索敵や、周りのことが見えなさ過ぎる。
敵がどこから出てきそうだとか、予想が当たればいいが、予想が外れた時にめっちゃパニックになって、対応出来ない。
こんな状態を続けてはいけないと・・・へとへとになる感じだった。
とりあえず、レティクル凝視方式は、正解ではないことが分かった。
次に、レティクルを見ない・・・とは何ぞや どこ見るの?
自分なりに考えてみた。
何か動くものに対して、何かを合わせる作業がFPSだと思う。
例えば野球。
投げられたボールに、自分のバットを当てる。
ボールを「敵」だとするとレティクルが「バット」
つまりレティクル見る派であれば、自分の構えたバットを見ながら、ボールを打つということ。まずそんなヤツはいない。
FPSとリンクして考えるとボール(敵)に視点を合わせて、バット(レティクル)を振る(射撃)
つまり、視点の先、見るべき場所は「敵」である。
要するに、上級者がいうレティクルは見ない、消してもいいというのは、ある種、感覚(無意識)の中でレティクルを感じないといけない。
また、レティクル凝視で視点を合わせておくと、接敵時、後手になることも体感した。
敵がずっと止まっているならいいのだけど、敵は移動する。
①レティクルを敵に合わせる。
②敵が動く。
③レティクルを敵に合わせる。
④敵が動く。
となってしまう。
敵を視点て捉えている。感覚でレティクルを習得している。
①動く敵を見ると同時に撃てる。
つまり、表示されているレティクルの理想は、無意識で捉えるレベルにすることが望ましい。
敵を真ん中に捉える力。
敵を見ると、勝手に照準が合う様な状態。
ここで分かるのは、レティクルは見るものでは無くて、見えるもの。補助的な役割。
野球のバットの様に、レティクルは感覚で捉えられる様に練習すべし。
上記のことを考察すると、「レティクルは消える」ということになる。
では、逆になぜレティクルを見ろ!という意見があるとのだろう。
それは、レティクルを見ろというよりは、敵が出て来る場所に集中しろということではないだろうか。
特に敵が出て来る場所が限られているシチュエーション
置きエイムと言われる方法。
いつでも撃てるように真ん中に集中するべき。
そして、スナイパーの様にミクロなシチュエーション。
局所的な場面。スコープを覗いている状態では、レティクルに合わせる必要がある。
PUBGMOBILEでいうTDMなどは、レティクルの置き場所は重要になる。
視点移動は「顔の向き」を表し
表示されているレティクルは銃の照準を表している。
自分の視点は「敵」を捉える
レティクル→感覚で捉えられる様に練習してみよう。