マルーンのFPSセオリーを考察するPUBGMOBILEブログ

運以外のあらゆることを塗り潰すのは、定石だ。そうして隙間を埋めていって、運だけが純粋に残った時――最高の賭になるのさ『BLACK LAGOON』 その定石を埋めたいブログ。アウトプットの最中に気付きもあったりと意外と楽しい。書いた記事も随時加筆していきたいと思っています。

ヘッドラインとクリアリングの本質を知れば、クロスヘヤの位置は決まる。

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「ヘッドライン」、「クリアリング」は基礎的な言葉で、FPSをやっていると良く耳にする言葉だと思う。

 

簡単な言葉だけど、自分はその意味を本当に理解していなかった。それを知ってから、ガラッとプレースタイルが変わったのでここで共有したい。

 

数年FPSをやって、理解していなかったことが、本当に悔しい!

 

色々なFPSの色んな方の動画を見まくっている中で、気が付いたことです。

 

FPSには教科書がないので、これは第一章に出て来るレベルの話だけど、自分は知らなかった。

 

このヘッドラインの仕様と、クリアリングの作法を知ったら、まず屋内戦が強くなる。

 

特にPUBGMOBILEではTDM、近距離、決め撃ちのシーンなど。

 

調べるきっかけになったのは、色んな動画を見る中で、プロの方のTDMと自分のTDMを比べると、プロの方は堂々と前に出て行きながら敵を倒して行けている。

 

自分は3人称視点での、敵の位置の把握、要するに「待ち」のプレーを勧めて来たが、その考えでは、強気に前に進むことが出来ない。

 

なぜ違いがあるのか??

 

そして、今回最後まで読んで頂いて、このゲームの仕様を理解したら、他のプレーヤーの動画を見たときに、基礎が分かっている人なのか、そうでないのかプレイ動画を見るだけで分かる様になる。

 

上手な人と分かっていない人の差は、クロスヘヤの置く位置の違いです。

 

 

〇まずヘッドラインについて

 

ヘッドラインは、ヘッドショットは敵の頭に合わせること・・・その言葉通り、全員分かっていると思う。

 

PUBGモバイルでは、2ヘル2ベスの敵で、M416で頭2発でダウン。胴なら6発でダウン。

ヘッドショットがベストということは、言うまでもない。

 

で、ヘッドショット。自分は結構、曖昧でプレーしていた。大体この辺かなぁ~ってな感じで狙っていた。

 

ヘッドラインに関しては、ラインってあるのかな??的な

 

 

自分が知って驚いたのは

 

3D表示のFPSの仕様として、敵と自分が平地(同じ高さ)にいる場合。

 

自分の視線が、地面と平行な高さで敵を見ると、

 

近くの敵も、遠くにいる敵もヘッドラインは同じになるというのだ。

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射撃場にいる奥の人も、手前の人も同じ頭の高さが確認出来ると思う。

※走ったり、武器を持ったりで高さは若干変わります。

 

つまり、ヘッドラインは、自分と敵が高さに立っていた場合、「ヘッドラインの高さ」と決まっているということ。

 

遠近法の描写の中でパース法という物があり、平地に立っている場合は、アイレベル(カメラ位置)に消失点があり。その高さが自然とヘッドラインとなる。

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そして、そのヘッドラインは、近かろうが、遠くだろうが同じ高さ。つまり、平地という条件がそろえば、頭の高さの位置は決まっている。

 

 

FPS競技シーンで大盛り上がりのVALORANTではヘッドライン、アイライン、は口の高さとなっている。

 

「口の高さ」に合わせれば、ド至近距離も100m離れていたとしてもヘッドラインに合わさる。

 

「実は頭の高さが決まっている」という真実を知ったら、めちゃめちゃ有利になります。

※お互い同じ高さにいる場合。

 

 

遮蔽物から、いきなり出て決め撃ちする場合に、上下左右をエイムするより左右の調整だけで良いとなるとエイムの質が段違いになる。

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ゼロコンマ何秒の世界では、その一瞬の操作で勝つか負けるか決まってしまうので非常に重要なポイントになる。

 

色々なプロや動画をあげている方の表現には、

・箱の高さを基準とする。

・地面と平行になる様にする。

・地面を見過ぎない。

・視線を高くしなさい。

などと、感覚的に捉えた言葉があったのだけど、3DのFPSでのパース法での消失点、カメラの高さがヘッドラインになると説明する方が、仕様の理解ということで自分的には納得いった。

 

 

クロスヘヤを置く、高さは決まっているという真実に気付いた所で、次は左右のクロスヘヤを置く位置が、実は決まっているという真実をお伝えしたい。

 

 

 

 

クリアリング編

クリアリングとは、ありきたりな言葉だが、敵のいる場所を想像、&足音や銃声や目視でいるかどうかを確認する程度の理解だった。

 

特にTPPは三人称視点で見れるので、適当なクリアリングでも通用していた。

 

まず大原則として「クロスヘヤより先に体を晒さない様にする」これが案外出来ていない人が多い。

 

クリアリングをする場合、良く見ながら進むという意識はあったが、体と視点の関係は考えた事が無かった。

 

 

クリアリングが十分でない場合は、体が出ているので予期せぬ所から撃たれてしまう。

 

自分が考えるに、クロスヘヤは攻撃部分。体は一番弱い部分。

 

つまりクロスヘアが1番先に来なければ、弱い部分を晒してからの、攻撃になってしまう。

 

攻撃力を最大化し、かつリスクを最小化するイメージで動くべき。

 

そうなってくると、「カッティングパイ」の様に特に屋内では、エイムをどう動かすのか順番が決まってくる。

 

敵を目視した瞬間に、クロスヘアが全然別の方向を向いている場合は、必ずクリアリングに問題がある。

 

クロスヘアと体の関係性を意識するだけで、かなり被弾が減って来る。

 

要するに体が先に出ると、まず勝てない。

 

 

悪い例

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敵が見えた時点で自分のクロスヘアが向いていない。敵はこちらを視認出来ている。

 

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出てきそうな場所にクロスヘアが用意出来ていない。大ピンチ。

余程のエイムとキャラコン、武器差がないと厳しいシチュエーション。

 

 

では、良い例

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出てきそうな場所にクロスヘアが向いている。

 

次に連続写真

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これで、クロスヘアの置く場所は理解して頂けたと思う。

 

 

そこで、自分の感覚では、クロスヘアと体にラインがある様に意識していて、そのラインの先が必ず敵に(敵がいるであろう場所)に向いているイメージで戦っている。

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右がダメな置き方。左が理想の置き方。

 

 

クロスヘアの置く場所がちゃんとしていると、そーとー被弾率が下がるのでお試しあれ

キル欲しさに、突っ込んで死ぬ場合は、大抵体から出ちゃっている。

 

 

 

 

以上のように、『ヘッドショット』で頭の高さが決まる。『クリアリング』で左右のクロスヘアの置く場所が決まる。

 

と言うことは、クロスヘアの高さと左右の置く場所は決まっているという結論に至る。

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この仕様を自分は知らずに、出て来る敵に慌ててエイムを合わせる日々に…

 

初心者の方にこの記事が1人でも伝わる様に祈っております。

 

マスターすると

撃つべき場所が分かっているので、決め撃ちがめちゃくちゃし易くなります。

見るべき場所が分かるので、堂々と前に進む事が出来ます。

キルムーブする為の必須の事柄だと思います。

 

ちなみに味方の頭の高さも、ヘッドショットラインになるので、TDMやスクワットなどでは、味方の頭に合わせるのも良い目安になる。

 

お試しあれ。